【農家直伝】春菊の栽培方法

農業

農家が普段行っている基本の春菊の栽培方法をまとめました。

春菊(しゅんぎく)の特徴

科名:キク科

利用部位:若い葉茎

難易度:★☆☆

連作障害:あり 1~2年

pH:5.5~6.5

 

▼栽培カレンダー

!栽培ポイント

  • 春まきはとう立ち前に株ごと引き抜く
品種選び

春菊には大葉種、中葉種、小葉種の3種類があります。

それぞれに株張り型、立性型があります。

青果として全国で栽培されているのは中葉種、立性型です。

地域によって、大葉種が好まれることもあります。

Q&A 株張り型と立性型とは

立性型とは、最もポピュラーな品種で、側枝が良く伸びるため長い期間収穫することが出来ます。

逆に株張り型とは主枝の成育が旺盛な品種で、株ごと引き抜いて栽培する品種です。

とう立ちしやすい夏期の栽培で活躍します。

 

春菊の栽培方法

土づくり

種まきの2週間前に苦土石灰を散布し耕します(例:100g/1平方メートル)。

その1週間後に、堆肥や肥料を散布し耕します。

 

施肥基準から見る施肥例

春菊の場合他の葉物と違い、栽培する期間が長くなることがあります。

それを踏まえて自分の作型に合うように肥料を調節すると良いでしょう。

▼以下は春まき栽培の施肥基準です。(kg/10a)

参考=農林水産省:農作物施肥基準

▼施肥例

私の場合の施肥例です。

土作りは1年に1回有機物を入れているので種まき前は鶏糞2袋、14-14-14の化成肥料10kg~20kgを施しています。(130cm×50mの畝)

マルチはり

マルチには保温効果、抑草効果があります。

種まきの2日前までによく灌水してからマルチをはります。

春は黒マルチ、夏秋は白黒マルチ(減熱効果)がオススメです。

 

種まき

▼直まき

30cm間隔に2、3粒づつ種をまきます。

芽だしのポイント

夏の暑い時期の種まきの場合、芽が出にくい事があります。

芽が出るまで畝全体に遮光シートをかけておくと発芽が安定します。

▼育苗

育苗する場合はセルトレイに1穴2粒づつまいて育苗します。

育苗期間は15日~1ヶ月です。

 

摘心

主枝が20cm程度になったら下葉4枚を残して摘心します。

 

収穫

草丈30cmくらいで本葉4~5本残して折りとります。

 

収穫爪

 

桑爪とも呼ばれる葉茎野菜用の収穫爪です。

爪がなくてもポキっと折り取れますが、作業が長くなると人差し指が痛くなるので重宝します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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