生もみがら培土の作り方・使い方

農業

籾殻は、堆肥加工やくん炭加工したり有用性が高く有名ですが、生もみがらのままだとワックスという特性から水をはじきそのまま使うことができませんでした。

しかしワックスのはがれたもみがらは、軽いため作業性が高く培土としても有用ということで作り方、使い方をまとめてみました。

生もみがら培土とは?

籾殻培土とは、生もみがらと土を混ぜて作った培土のことです。

野菜や花の苗土として、またいちごやトマトなどの栽培中の培土として使うことのできる培土のことです。

 

生もみがら培土のメリット

1)安い

無料で手に入る資材です。

2)軽い

女性やお年寄りでも簡単に運べます。

3)根の成長が良い

空気を多く含むため根の成長がよく地上部も生育が良くなります。

4)暑さに強い

気化熱によって地温が上がりにくいので、夏場の栽培に向いています。

 

生もみがら培土の作り方

もみがら培土は生のもみがらに赤玉土を7:3程度の割合で混ぜてつくります。

生もみがらはワックスを剥がすために最低でも1冬、可能なら2、3年野ざらしにする必要があります。

野ざらし期間が短いと水を吸わず失敗の原因になります。

野ざらし期間が長くとれない場合は、簡易的に籾殻を発酵させます。

発酵もみがらの作り方
  1. 100倍に薄めた光合成細菌液の中に籾殻をドブ漬けし、2日放置します。
  2. 光合成細菌液から籾殻を取り出し、籾殻の4分の1の量の米ヌカを混ぜ込みます。
  3. ビニールをかぶせて途中2回ほど切り返しを行い1週間で完成します。

 

苗土の作り方

苗土として使う場合は、生もみがらに赤玉土7:3の割合に混和したものに、肥料粉炭を加えます。

肥料は通常の化成肥料だと、保肥力がない為流失しやすく、肥料焼けを起こしやすいため被覆肥料を用います。

被覆肥料はエコロング413を苗の育苗期間に合わせて、溶出期間40日、70日、100日と使い分けるのがよいでしょう。

使う量は溶出期間から1日当たりの肥効で決めます。

例えば培土1000ℓ当たり40日タイプなら2kg、70日タイプなら3.5kg、100日タイプなら5kgになります。

粉灰は全体の3~5パーセント加えます。

その他、夏場の渇きが気になる場合はヤシ殻や保水力の高い資材を混ぜると少しよくなります。

 

生もみがら培土の使い方

苗土として使う

ナス科、アブラナ科などの小さい種は、専用培度に播種してから生もみがら培土に鉢上げします。

ウリ科などの大きい種は直接生もみがら培土に播種します。

 

栽培用土として使う

栽培用土として使う場合は、生もみがらと赤玉土を3:1の割合で混和し、少量の粉炭を混ぜて使います。

肥料は被覆肥料を使うか液肥を使用して管理します。

 

生もみがら培土使用時の注意点

1)水もちは悪くない

市販の培土に比べて保水力はおとるが、水をあげすぎると徒長した苗になってしまうので注意しましょう。

2)雑草が生える

もみがらの管理の仕方によっては雑草が生えてしまうので、抜き取るか、生えないように野ざらし期間に雑草の種が混ざらないようにする。

 

 

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