【結束不要!?】1月~3月どり白菜の防霜対策

農業

白菜といえば、冬。

鍋のシーズンは直売所での売れ行きも好調になります。

しかし白菜は栽培している人も多く、店に置けないほど出荷されている…なんてこともあるかもしれません。

白菜の出荷は10月の終わりごろから始まり、大霜の降る12月にはピークを迎えます。

ということは白菜の出荷は12月以降が狙い目ということで、1月~3月に白菜を収穫する方法を紹介します。

 

1月~2月どり品種

この時期に収穫するには85~90日タイプの葉が厚く凍害に強い品種を選びましょう。

ほまれ二号
  • 関東以西の中間・暖地向きの品種
  • 9月下旬まき
  • 2月~3月収穫
晩輝
  • 関東以西の中間・暖地向きの品種
  • 9月上旬~下旬が種まき適期
  • 1月下旬~3月収穫
黄ごころ90
  • 9月まき
  • 1月~2月下旬収穫。12月の収穫も可能。

 

栽培ポイント

基本的な栽培方法は通常の白菜の栽培方法に準じますのでポイントをまとめておきます。

結球程度は7割~8割

白菜は結球程度が7割~8割の時、生育ステージの進んだ白菜より凍害を受けにくいという特徴があります。

この為、白菜が生長しなくなる12月を7割~8割の結球で迎える必要があり、そのために種まき時期を地域の気候に合わせて逆算しておくと良いでしょう。

3月どりは6割結球

ほまれ二号などの3月どり品種は、6割結球の状態で越年しましょう。

また肥料は通常元肥1/2、追肥1/2のところ元肥2/3、追肥1/3の割合で施します。

 

凍害対策

結束

11月~12月、強霜が降りる前に結束を行います。

結束をする前に殺虫剤を散布して中に虫が入らないようにしましょう。

空気を中に入るように結束することで保温効果が高まります。

2重べたがけ

パオパオなどの不織布を2重にべたがけすることで凍害を防ぎます。

暖かくしすぎると成長してしまうので被覆タイミングには注意しましょう。

葉面散布

白菜を霜で凍らせないようにするには、白菜の水分を糖分を含んだものに変える必要があり(糖を含んだ水は凍結温度が下がる)、葉面散布で強制的に白菜に糖分を含ませます。

※効果は痛みを和らげる程度かもしれません、行う場合は自己責任でお願いします。

1)リーフSG

天然多糖質から作られた葉面保護剤です。

1000倍液を3~5日おきに3回散布します。

2)ヨーゲンアクセル

30-10-10の尿素系の葉面散布剤です。

初霜が降りるころ、12月下旬、1月下旬の計3回、300~500倍に希釈して葉面散布します。

 

 

コメント