【ニラ農家は儲かる?!】施設ニラ農家の経営モデル【増収技術】

雑記

こんにちは、農家のmiyakoです。

パイプハウスの作付品目を変えようと考えていたのですが、出来れば儲かる野菜がいいということで候補をいくつか挙げていたのですが、

最近知り合いから“ニラは儲かる”という情報が入ってきたので、実際どうなのか見ていきたいと思います。

施設ニラの経営モデル

栽培方法

▼栽培歴

施設ニラは、冬に収穫する為施設設備に保温の為の内張りや小トンネルなどが必要になります。

植え付け年は収穫できず、年明けから収穫することになる為、お金に成るまでに時間のかかる野菜に分類されます。

ニラは植え付け3年目の春に植え替えて株を更新することが多いようです。

慣行栽培の経営試算

(参考:農業経営診断指標H24、JA はが野販売実績

ニラの生産量2位の栃木県、はが野地区の経営試算ですが正直なところ収穫量の少なさが気になります。

増収技術による施設ニラの経営モデル

1年1作連続収穫栽培法

▼栽培歴

1年1作技術では、秋の休眠をなくし秋~春にかけて連続で収穫する作型です。

ニラは低温に遭遇すると休眠に入ってしまい、収穫量が不安定になります。

休眠に入らせないようにするためには、ウォーターカーテンを使い夜温を8℃に管理し、昼間は炭酸ガスを施用することで成長促進に努めることが必要になります。

経営試算

(参考:ニラの1年1作連続収穫増収技術

収穫量と粗収益情報しかありませんでしたが、所得率が40%を下回ることは無いと思うので、所得は265万前後になると思われます。

ちなみにウォーターカーテンの資材費は1ハウス当たり15万程度になるので、ハウスがすでにある場合のニラ栽培への移行は簡単です。

【結論】ニラは儲かる

反当たりの所得の多い野菜にミニトマトやイチゴがありますが、ニラはこれらと同程度に儲かる野菜と言えます。葉物野菜ではダントツです。
しかし労働時間が多いことから、10a程度であっても確実に雇用が必要であると考えられます。

30a経営しているモデルでは、家族労働力3人+雇用で所得が360万であり、10aに換算すると120万程度になってしまいます(減価償却込み)。

ニラは周年栽培の可能な野菜なので労働力を分散しつつ、ニラのみの経営も可能ですが、春~秋メインの米や果樹との複合経営も向いていると思います。
他施設野菜に比べ初期投資額が抑えられるので新規就農向きだと思います。

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