【ハウス栽培】春菊の防寒対策【トンネル栽培】

農業

こんにちは、農家のmiyakoです。

今年の冬はハウス2棟ほど春菊栽培をしています。

春菊は冬によく売れる野菜ですが、ほうれん草や白菜、小松菜などの冬野菜に比べると寒さに弱く本格的な保温が必要な野菜です。

ハウス栽培が基本ですが、ハウスだけでは寒さが防げません。

そんな春菊の防寒対策について紹介します。

 

春菊の防寒対策

冬のハウス栽培は、昼は外気温より気温が上がり易く、夜は外気温と変わりません。

春菊の防寒対策をする上で大事なのは、最低限界気温以下にしないことです。

最低最高温度計を使って夜間温度をチェックして保温開始時期を見極めます。

シンワ測定 最高最低温度計 D-7 ワンタッチ式 72709
by カエレバ

 

不織布べたがけ+トンネル保温

簡易的に出来る保温方法ですが、保温効果はそこまで高くないです。

不織布のべたがけで外気温+3℃、トンネルで+2~3℃といったところです。

【必要なもの】

私の場合、マルチ幅130cmを使用しているのでトンネル支柱は幅120cmを使用しています。

支柱の弧の長さが210cmになるので使用するビニールも幅210cm~のものを購入しています。

保温効果はビニールの厚みで変わってきます。0.05の保温効果はそれほど高くないので場合によっては2重被覆にするなどの工夫が必要です。

▼設置方法
  1. 不織布を春菊の上にべたがけ
  2. トンネル支柱を1m~2m置きに挿し、ビニールを掛ける
  3. パッカーで固定
▼換気

昼間は裾を上げて換気し、夜は裾を下ろします。

換気をしないとビニールに水滴がついて春菊に光が当たりにくくなったり、蒸れて病気の原因になります。
換気はビニールを挟めるタイプのパッカーがオススメです。

毎日の換気が大変!という場合はポンポンカッターなどでビニールに穴をあけるか、有孔ビニールを使用すると換気を省略できます。

放射冷却でトンネル内が外気温より下がる場合があります。その場合は穴をあけるか、夜間でも両裾を10cm程度開けておきます。

トンネルビニールだけでは夜温が上がらない!といった場合は、稲の芽だしに使う 反射シート を使うと確実に保温できます。

 

内張り+ウォーターカーテン

内張りは大規模なトンネルといったもので、パイプハウスの場合はハウス内に一回り小さいハウスを建設します。

内張り自体には保温効果は無く暖気を逃さない仕組みです。

保温は内張りの上から地下水(15℃)を流しウォーターカーテンで保温します。

【必要なもの】

設備は50mハウス当たり15万円ほどです。

 

▼換気

換気は、内張りに巻き上げをつければ簡単に行えます。

温度が足りない場合は、パオパオやトンネルの設置を検討しましょう。

 

まとめ

私はトンネルと不織布+反射シートで保温していますが、外気温が-10℃になる土地なので、収穫は出来ますが品質は落ちます。正直市場に出荷できるような規格にはなりません。

ただし、直売所では冬場品薄になるのでハウス2棟分でも足りないくらい売れます。

 

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