【暑さ寒さに強い苗】スーパーセル苗の作り方

農業

こんにちは、農家のmiyakoです。

突然ですが、皆さんスーパーセル苗ってご存知でしょうか?

知る人ぞ知る苗ですが、見た目が悪いので一般には販売されません。それどころか農家に販売しているか怪しいところです…汗

そんな見た目の悪いスーパーセル苗ですが、実はすごい力を秘めていて夏場で雨が降らない時期だったり、苗が枯れるかもしれないぐらい寒い時に何度もお世話になっています。

今回はそんなスーパーセル苗の効果と作り方について解説します。

 

スーパーセル苗って何?

セル苗は聞いた事があるけどスーパーセル苗って何?と思っている人が多いと思います。

スーパーセル苗は、簡単に言うと普通のセル苗の2倍以上の時間育苗したものです。

別名超老化苗ともいいます。老化苗って植え付けに適さない苗なんじゃないの?と思うかもしれませんが、効果は次で説明します。

スーパーセル苗の効果

1.とにかく乾燥に強い

特に夏場で植えつけたけど雨が降らなくて毎日2回は灌水してる…なんて時でもスーパーセル苗は水なしでも枯れないので灌水の手間が省けます。土の上に苗をそのまま転がしておいても枯れずに成長します。

2.虫に強い

スーパーセル苗は、軸が太い為害虫の食害に合いにくいです。葉っぱも通常の生育に戻るまでは虫がつきません。

3.植え付けが楽

セルトレイから苗を抜き取る際、苗の軸を持って引っ張っても軸が折れたり根鉢が崩れることがありません。乾燥に強いので穴底植えのような場合には投げ入れていくだけでいいので作業が楽です。

 

スーパーセル苗の作り方

※画像は種まきから1ヶ月程度

スーパーセル苗は、現時点ではブロッコリーとキャベツにのみ適用できます。

種まき

種まきは通常のやり方と同じです。

128穴のセルトレイにセルトレイ専用培土を詰めて種を1粒づつ蒔いていきます。

種まき時期は、植え付け予定日2ヶ月前です。もし2ヶ月前が苗作りに適しない時期の場合は、もっと前でもかまいません。スーパーセル苗は苗の状態で1年以上持ちます。

 

育苗管理

20日を越えたあたりから水を沢山かけて肥切れさせます。

肥切れすると子葉が黄化し軸から落ち始めますが、その後も水のみで管理します。

そのうち本葉が落ちを何度か繰り返し、軸が太く強くなります。

2ヵ月したら完成です。

 

スーパーセル苗のデメリット

1.苗作りが手間

単純に苗作りの期間が2倍になるので毎日の管理が面倒だと思う人にはデメリットかもしれません。

2.植えつけてから根が動き出すまでに時間がかかる

スーパーセル苗は生長が1時中断している状態なので、根が張って元の状態に戻るのに半月程度かかると思っておいた方がいいと思います。

 

まとめ

夏場に毎日灌水するのは本当に辛いので、7月~8月にキャベツとブロッコリーを植えつける予定がある場合は是非チャレンジしてみてください。

 

コメント