【5月収穫】ツルなしインゲンの早出し栽培方法【トンネル栽培】

雑記

こんにちは、農家のmiyakoです。

今回は、ツルなしインゲンの早だし方法です。

インゲンは正直売れ行きのいい野菜ではありません。めっちゃあるのに売れない!どうしよう!!ってなりがちな野菜です。

そんなインゲンですが、栽培方法を変えて収穫を前倒しすることで楽に売る方法を紹介します。

 

何故ツルなしなのか

今回使う品種はツルなし品種です。

ツルありの方が収穫は長いのですが、誘引用のネットを張るのは面倒ですし、収穫を長引かせたところで他の野菜が出てくれば売れなくなるのでツルなしを使います。

 

早だしインゲンの栽培方法

▼栽培歴

早だしインゲンはハウスか露地トンネルで栽培します。

苗作り

直播も可能ですが、食べ物の少ない時期に直播するとネズミやモグラに全滅させられてしまう事もあるので手間ですが苗を作った方がいいでしょう。

種えらび

この作型に合って、食味がいいのはサクサク王子ネオです。

ツルなしインゲンの収穫期間は通常2週間ですが、スジの発生が遅いため3週間まで延長でき、一斉収穫にも向いている品種です。

早生種で播種から55日、開花からは12日前後で収穫できます。

長莢品種で莢が長いため、お店に並べた時の見た目良く、他の出荷者との差別化がはかれます。

 

種まき

豆類は種まきにコツがあります。

9cmポットに育苗培土を6分目まで入れて、3つづつ種をまきます。

この時ヘソは下向きにして、種の背が露出している状態でokです。芽が出たら土を追加して種が隠れるようにします。

室内で芽だししてからポットに種まきする方法もあります。

濡らしたキッチンペーパーの上に種を置いておくと芽が出ます。

土に蒔く際に芽だし温度と差がないようにした方が良いでしょう。

苗の管理

苗は温床や電熱線で管理します。

保温設備がない場合は、ハウス内にトンネルを設置します。

トンネル育苗の場合は、苗置き台の下にビニールを敷くと保温効果が高まります。反射シートを併用すると防寒対策になります。

 

土づくり

▼施肥基準

※10a当たりのkgを表しています。

肥料を散布して耕耘し、畝をたて、幅90cmか130cmのマルチをはっておきます。

マルチは穴なしをはって、植え付け時に穴をあけるといいでしょう。

 

栽培管理

植え付け

株間30cm、条間45cmの2条千鳥で植え付けます。

植えつけたら不織布ベタがけと、トンネルを設置します。

誘引

莢が地面につくと腐りやすくなるので地面につかないように誘引します。

1株ごとに支柱をさし、株ごと支える方法や、フラワーネットを使う方法があります。

 

病害虫防除

この時期のインゲン栽培は、病害虫の心配の少ない時期でもあり、農薬なしでも秀品率が高いのが特徴です。

蒸れやすいので莢に病気が出る場合があります。病気対策をするとするなら、ゲッター水和剤(14日前/4回)がおすすめです。幅広く効果があるので種子粉衣に1回、栽培期間に1回散布しておくといいでしょう。

アブラムシが出たらダントツ水溶剤 (前日/3回)を散布します。

 

収穫

莢の長さが15~17cm、幅が8㎜~9㎜になったものから収穫していきます。

2、3日おきに収穫し、実がなりはじめてから3週間が収穫終了の目安です。

収穫後半は品質が落ちるので一斉収穫してしまうのがいいでしょう。

出荷調整

収穫したインゲンはある程度長さをそろえて、1袋100g~200gで出荷します。食卓のメインになりにくい野菜なのでなるべく小分けにするといいかもしれません。

インゲンは牛乳パックを切り開いたもので包んで袋詰めすると作業が捗ります。

サクサク王子は専用の袋やシールが販売されているのでこういうのも利用するといいと思います。

 

まとめ

去年栽培した感じだと苗作りが一番難しく、そのあとは手入れはなにもせずに作ることが出来ました。

栽培自体は簡単なので、空いてる土地に1aでも作っておくと良いお小遣いになりますよ。

 

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